文章検定・資格試験って知っていますか?
私と「文章検定」との出会いは、大学生のころでした。私は、文学部、しかも日本文学科を専攻し両親からも「日本文学を勉強して何の役に立つんだ?」と聞かれるほどでした。
たしかに、経済の知識だったり語学能力の方が、社会に出てから圧倒的に活用できる可能性がありますしかしながら、私は自分の意思を貫きました。その代わりに、数多くの資格を取得して少しでも自分の能力向上、またアピールポイントにしたいと考えました。
漢字検定は、比較的メジャーですが文章検定はまだまだマイナーな資格ではないでしょうか?文章検定という名前だけ聞くと、「いったいどんな内容の検定なの?」と思われるかもしれません。しかしながら蓋を開けてみると、企画書の書き方や時候の挨拶を使用した手紙文など実用性溢れる内容です。ケータイが主流の現代では、年賀状すらメールで済ませる風潮が高まっています。しかし、ケータイメールも、れっきとした文章です。文章をどのように構成し、相手にわかりやすく伝えるか。自分の考えを明確に伝える手段として、文章は必要なツールです。
学生さんは長文読解力や詳論文対策に有効的ですし、社会人では資料作成や取引先とのメールなどで当たり前のように文章力は要求されますよ。
文章検定の正式名称は「日本語文章能力検定」といいます。鶴ネームでご存知の方は、かなり少数だと思いますが・・・。
検定は7級から1級までに分かれており、数字が少なくなるほどレベルが高いものとみなされます。学生さんには朗報かと思いますが、全国の大学・短期大学のう
ち300校以上が文章検定取得者を評価しているという調査報告があがってきています。これからさらに注目すべき資格のひとつでしょう。
文章検定の試験日は1年に3回開催されています。私が受験した際は、漢字検定と同日だったため試験をかけもちしたのを、よく覚えています。学校によっては、団体で受験ができたりするところもありますので事前に確認しておくとよいでしょう。
文章検定の試験会場は、専門学校や大学の施設をかりて行なわれます。試験勉強に夢中で、試験会場の確認を忘れて遅刻ギリギリ・・・にならないように準備しておくとよいでしょう。テキストは、検定協会認定のものなど数冊しかありませんので1冊をとにかく熟読し、季語や時候のあいさつを完全にマスターすることは必須です。
そして、接続詞や文章の入れ替え問題もありますので、日ごろから小論文や長文に慣れる訓練をおすすめします。ひねった問題やいじわる問題は出題されませんので、コツコツ勉強していればかならず合格できますよ。
文章検定は、他の資格よりも比較的簡単だと思います。なぜなら、日本語の文章は誰しも知らず知らずのうちに毎日使用しているものだからです。
日常会話・メモ・手紙・メール・・・。毎日使うものだからこそ、「文章の常識」を身につけておきたいと思いませんか?年賀状や暑中見舞いは、パソコンで簡単に作る事が出来ますが手書きで趣きのある文章を添えてあったらとても素敵ですね!恋人に直筆の手紙を貰って非常に嬉しかったという経験がある方も多いと思います。
せっかく愛情込めて書いてもらったのに、文章が稚拙だったり繋がらない文章だったりすると、少しがっかりしてしまいますね。
現代は、文章の重要性について残念ながらあまり重要視されていないように感じます。文字の綺麗か否かを気にする人は多いですが、実際の内容は気にしないのって矛盾を感じませんか?芸能界では「おバカアイドル」が一世を風靡しており、クイズ番組ブームも過熱しています。雑学ブーム、クイズブームときて次は文章能力ブームが波及するかもしれません。
「てにをは」や、正しい接続語を使用して自分の意見を形にすることはもはや当たり前すぎると思うかもしれません。しかしだからこそ、それを「当たり前」にできる能力を身につけることは大切だと思います。